肩こり・耳鳴り

肩こり・耳鳴り

肩こり・耳鳴りについて

肩こり・耳鳴りについて

肩こりや耳鳴りは、整形外科や耳鼻咽喉科を受診する方が多い症状です。しかし、どちらの科でも原因がはっきりしない場合や、慢性的に続いて改善しない場合には、血圧の問題が背景にあるかもしれません。高血圧によって全身の血管に負荷がかかり続けると、肩まわりの筋肉の緊張や耳の血流への影響として症状が出ることがあります。

兵庫県西宮市・西宮北口駅の瀬戸内科医院では、肩こりや耳鳴りについても循環器の観点から原因を探り、必要に応じた対応を行っています。他の科を受診しても改善しなかった方は、血圧の状態を一度調べてみてはいかがでしょうか。

こんな症状はありませんか?

  • 慢性的な肩こりがあり、マッサージや湿布では改善しない
  • 耳鳴りが続いていて、耳鼻咽喉科では異常がないと言われた
  • 肩こりと頭痛が同時に起こることが多い
  • 耳がキーンと鳴る症状が最近増えた
  • 肩や首のこりに加えて、顔のほてりを感じることがある
  • 血圧が高めだと指摘されたことがある

考えられる病気

高血圧

血圧が高い状態が続くと、首や肩の筋肉が緊張しやすくなり、慢性的な肩こりの原因になることがあります。また、耳の奥の細い血管にも圧がかかるため、耳鳴りとして自覚される場合があります。実際に血圧を調べてみると高い数値が出ていたというケースは珍しくありません。

動脈硬化

頸動脈(首の血管)に動脈硬化が進んでいる場合、頭部や耳への血流が低下して、耳鳴りやめまいを引き起こすことがあります。肩こりと併せてこうした症状がある方には、頸動脈エコーによる血管の評価をおすすめする場合があります。

自律神経の乱れ

ストレスや睡眠不足、過労などで自律神経のバランスが崩れると、血圧の変動が大きくなり、肩こりや耳鳴りが出やすくなります。生活リズムの見直しや、必要に応じたお薬の調整で症状が和らぐこともあります。

睡眠時無呼吸症候群との関連

夜間に十分な酸素が供給されないことで、起床時の肩こりや頭重感が生じることがあります。いびきや日中の眠気を伴う場合は、睡眠時無呼吸症候群の検査を検討する価値があります。

貧血・甲状腺の異常

貧血によって全身の酸素供給が不足すると、筋肉疲労が蓄積して肩こりにつながることがあります。甲状腺機能の異常も血圧の変動や耳鳴りの原因になり得ます。いずれも血液検査で確認が可能です。

肩こり・耳鳴りの検査

血圧測定

まず診察室で血圧を確認します。ご自宅での家庭血圧の記録も、普段の血圧の傾向を把握するために役立ちます。

血液検査

貧血、甲状腺ホルモンの異常、腎機能の低下など、肩こりや耳鳴りに関連し得る全身の問題を調べます。

頸動脈エコー

首の血管に超音波をあてて、壁の厚みや脂質の付着がないかを観察します。動脈硬化による血流の低下が症状に関与していないかを評価します。

心電図(AI解析機能搭載)

高血圧に伴う心臓への影響や、不整脈の有無を確認します。

肩こり・耳鳴りの治療

高血圧が原因と考えられる場合は、お薬の調整や減塩・運動などの生活改善によって血圧をコントロールすることで、肩こりや耳鳴りの軽減が期待できます。動脈硬化の進行が認められる場合には、コレステロールや血圧の管理を含めた包括的なアプローチが必要です。

肩こりや耳鳴りは「体質だから仕方ない」と諦めてしまいがちな症状です。ですが、その裏側に循環器の問題が隠れていることもありますので、長引く場合は内科の視点からも一度チェックを受けてみてください。