めまい・ふらつき

めまい・ふらつき

めまい・ふらつきについて

めまい・ふらつきについて

ぐるぐると回る感覚、ふわふわと浮いたような感じ、立ち上がった時にクラッとする。めまいやふらつきは日常で起こりやすい症状ですが、耳の病気だけが原因ではありません。不整脈や血圧の変動、心臓のポンプ機能の低下など、循環器の問題が脳への血液の巡りに影響を与えることで起こるケースもあります。

兵庫県西宮市・西宮北口駅の瀬戸内科医院では、めまいやふらつきの症状を循環器の視点からも評価しています。耳鼻咽喉科を受診しても原因がはっきりしなかった方や、動悸や息切れを伴うめまいがある方は、一度ご相談ください。

こんな症状はありませんか?

  • 立ち上がった瞬間に目の前が暗くなる
  • ふわふわした感覚が断続的に続く
  • 急にぐるぐると回るような感じがする
  • めまいと同時に動悸を感じることがある
  • 歩いている時にふらついて不安定になる
  • 耳鼻咽喉科で異常がないと言われたが、めまいが治まらない

めまい・ふらつきの種類

回転性めまい

周囲がぐるぐる回るような感覚で、吐き気を伴うこともあります。内耳(三半規管)の異常が原因となることが多いですが、脳への血流低下が関係している場合もあります。

浮動性めまい

ふわふわと地に足がつかないような感覚が続くタイプです。血圧の不安定さや自律神経の乱れ、不整脈による脳血流の変動が背景にあることがあります。

立ちくらみ(起立性めまい)

立ち上がった瞬間にクラッとする症状で、血圧の調節がうまくいかないことで起こります。降圧薬を服用中の方や、脱水気味の方に多く見られます。

考えられる病気

不整脈

脈のリズムが乱れると、心臓から送り出される血液の量が一時的に変動し、脳への循環が不安定になってめまいやふらつきを引き起こすことがあります。心房細動や徐脈性の不整脈が背景にある場合は、適切な治療につなげる必要があります。

高血圧・低血圧

血圧が高い状態に加えて、治療中の降圧薬の効きすぎによって血圧が下がりすぎるケースもめまいの原因になります。家庭血圧を記録しながら、薬の種類や量を調整することが大切です。

心不全

心臓の働きが弱まり、全身への血液の巡りが悪くなると、ふらつきやだるさが現れることがあります。むくみや息切れを伴う場合は、心不全の可能性を考慮して検査を行います。

起立性低血圧

立ち上がった時に血圧が急に下がることで起こるめまいです。ご高齢の方や、降圧薬・利尿薬を服用中の方に比較的多く見られます。水分摂取やお薬の見直しで改善することがあります。

動脈硬化

頸動脈の動脈硬化が進行して脳への血流が低下すると、慢性的なめまいやふらつきの原因になることがあります。頸動脈エコーで血管の状態をチェックしておくことが有用です。

めまい・ふらつきの検査

血圧測定

診察時の血圧に加えて、起立時と安静時の血圧差も確認します。家庭血圧の記録も診断の参考になります。

心電図(AI解析機能搭載)

めまいの原因となる不整脈の有無をチェックします。AIによる心房細動リスクの評価も同時に行います。

ホルター心電図(24時間心電図)

日常生活中に一過性の不整脈や血圧変動がないかを24時間にわたって記録します。めまいが起こるタイミングと心臓のリズムの関係を調べるために有効な検査です。

心エコー(心臓超音波検査)

心臓のポンプ機能や弁の動きに問題がないかを確認します。めまいの背景に心不全や弁膜症が隠れていないかを評価する目的で行います。

血液検査

貧血や甲状腺機能の異常、血糖値の変動など、めまいの原因となり得る全身的な要因を調べます。

めまい・ふらつきの治療

めまいやふらつきの治療は、原因に応じて異なります。不整脈が見つかった場合にはお薬やカテーテル治療の検討を、降圧薬の影響が考えられる場合にはお薬の種類や量の見直しを行います。心不全が背景にある場合は、心臓の負担を軽減するお薬による管理が中心となります。

めまいは複数の原因が重なっていることも珍しくありません。「年齢のせいだから仕方ない」と諦めず、循環器の面から一度チェックを受けてみることをおすすめします。