胸の違和感について

胸が締めつけられる、圧迫される、チクチク痛む、何かつかえたような感じがする。胸の違和感には様々な表現がありますが、その中には狭心症や不整脈といった循環器の病気が原因となっているものも含まれます。
胸の症状は自己判断が難しく、「大したことないだろう」と思っていた違和感が、実は心臓に関わる問題だったというケースもあります。兵庫県西宮市・西宮北口駅の瀬戸内科医院では、心電図(AI解析機能搭載)やエコーなどの検査で原因を明らかにし、必要な対応へとつなげています。気になる胸の症状がある方は、早めにご相談ください。
こんな症状はありませんか?
- 胸がギュッと締めつけられるような感覚がある
- 胸の奥に圧迫感や重さを感じることがある
- チクチク、ズキズキといった胸の痛みが時々ある
- 運動や階段の昇降で胸に違和感が出る
- 胸の違和感と同時に、冷や汗や吐き気がある
- 安静にしていても胸が気になって落ち着かない
考えられる病気
狭心症
動脈硬化によって心臓の血管が狭くなり、心筋への血液が一時的に不足する状態です。胸の締めつけ感や圧迫感が数分から十数分ほど続き、安静にすると治まるのが典型的なパターンです。運動時や階段の上り下りで症状が出る「労作性狭心症」と、安静時に起こる「安静時狭心症」があります。
心筋梗塞
心臓の血管が完全に詰まり、心筋が壊死し始める緊急性の高い状態です。激しい胸の痛みが20分以上続く場合や、冷や汗・吐き気・顎や肩への痛みの広がりがある場合は、ためらわずに救急対応を受けてください。
不整脈
心臓のリズムが乱れることで、胸がドキッとする感覚や、胸の圧迫感として感じられることがあります。心房細動や期外収縮が原因となっている場合は、心電図(AI解析機能搭載)やホルター心電図(24時間心電図)で特定が可能です。
心臓弁膜症
心臓の弁に異常がある場合、胸の違和感や動悸、息切れが生じることがあります。心エコーで弁の状態を画像で確認し、重症度を評価します。
逆流性食道炎・胃の病気
胸の痛みや違和感は、消化器の問題から生じていることもあります。胃酸の逆流による食道の炎症は、胸やけだけでなく胸の圧迫感や痛みとして感じられる場合があります。当院では消化器を専門とする医師がおり、循環器と消化器の両面から原因を絞り込むことが可能です。
肋間神経痛・筋骨格系の問題
肋骨の周囲を走る神経の刺激や、胸部の筋肉の緊張によってチクチクとした痛みが出ることがあります。姿勢や体の動きによって痛みが変化する場合は、このタイプの可能性があります。
ストレス・不安
精神的な緊張や不安によって、胸に圧迫感や詰まったような感覚を覚えることがあります。検査で心臓に異常がないことを確認するだけで、症状が楽になる方もいらっしゃいます。
胸の違和感の検査
心電図(AI解析機能搭載)
心臓の電気活動を記録し、不整脈や心筋虚血の兆候がないかを確認します。AIが心房細動のリスクも同時に評価します。
ホルター心電図(24時間心電図)
症状が出たり消えたりする場合、24時間の連続記録によって一過性の異常を捉えます。「胸が気になった瞬間」の心臓の状態を後から確認できます。
心エコー(心臓超音波検査)
心臓の形や弁の動き、血液の流れを超音波で映し出します。狭心症や弁膜症、心筋の異常がないかを画像で評価する検査です。
血液検査
心筋へのダメージを示すマーカーや、BNP(心不全の指標)、貧血・甲状腺の異常などを調べます。
胸の違和感の治療
胸の違和感は、原因によって治療が大きく異なります。不整脈であれば脈を整えるお薬、狭心症であれば血管を広げるお薬や生活習慣病の管理、消化器の問題であれば胃酸を抑えるお薬が中心となります。緊急性が高いと考えられる場合には、直ちに提携する専門医療機関へおつなぎします。
「胸が気になるけれど、どこを受診すればいいかわからない」という方も少なくありません。当院には循環器と消化器、二つの専門性がありますので、まずはご相談いただければ原因の方向性を見極めるお手伝いが可能です。