睡眠時無呼吸症候群の検査について

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に起こる病気であるため、起きている間の診察だけでは診断ができません。検査によって「睡眠中に何が起こっているか」を客観的に記録することが、正確な診断と適切な治療につなげる唯一の方法です。
兵庫県西宮市・西宮北口駅の瀬戸内科医院では、ご自宅で行える簡易検査と精密検査(PSG:終夜睡眠ポリグラフ)の両方に対応しています。入院の必要はありませんので、お仕事や生活への影響を最小限に抑えながら検査を進めることが可能です。
検査の流れ
当院での睡眠時無呼吸症候群の検査は、以下のステップで進みます。
01
問診・リスク評価
まず、いびきの有無、日中の眠気、朝の頭重感、夜間の中途覚醒といった症状を確認します。併せて、高血圧や心房細動など、睡眠時無呼吸症候群との関連が深い循環器疾患の有無も評価し、検査の必要性を判断します。
02
簡易検査(自宅で実施)
当院に検査機器を常備しており、直接お貸し出ししています。鼻の下にセンサーを取り付け、指にパルスオキシメーター(血中酸素濃度を測る装置)を装着して、ご自宅で一晩眠るだけの検査です。痛みはなく、特別な準備も必要ありません。
検査データからAHI(1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数)を算出し、睡眠時無呼吸症候群の有無と重症度を判定します。
03
結果の説明と判断
AHIが40回/時間以上の場合:重症と判定され、簡易検査のみでCPAP(シーパップ)療法の保険適用となります
AHIが40回/時間未満で気になる所見がある場合:無呼吸が長時間続いている、最低酸素飽和度が著しく低いなどの場合は、精密検査をおすすめします
AHIが低く、所見も軽微な場合:経過観察とし、生活習慣の改善をご提案します
精密検査(PSG・ご自宅で実施)
簡易検査だけでは判断が難しい「グレーゾーン」の方に対して行う、より詳細な検査です。脳波、眼球運動、筋電図、呼吸の状態、血中酸素濃度などを同時に記録します。以前は入院が必要でしたが、現在は自宅で実施できるようになっています。
PSGでわかること
- 睡眠の深さや質(浅い眠りが多いかどうか)
- 無呼吸・低呼吸の正確な回数と持続時間
- 無呼吸のタイプ(閉塞性か中枢性か)
- 体位による無呼吸の変化
当院の検査体制
検査機器を自院で保有
簡易検査の機器を当院で直接管理しているため、メーカーを経由せずに迅速にお貸し出しできます。検査を受けたいと思った時に、待ち時間を最小限に抑えて進められます。
すべて自宅で完結
簡易検査も精密検査も、いずれもご自宅で受けていただけます。入院の必要がないため、お仕事やご家庭への影響がほとんどありません。
循環器の検査と併せて評価
睡眠時無呼吸症候群の検査と並行して、AI解析機能搭載の心電図、ホルター心電図(24時間心電図)、心エコー(心臓超音波検査)などの循環器検査も行えます。睡眠時無呼吸症候群と循環器疾患の両方を同じクリニックで評価し、治療まで一貫して対応できることが当院の強みです。
検査を受けるタイミング
「いびきを指摘されたことがある」「朝すっきり起きられない」「血圧が下がりにくい」「日中の眠気がひどい」こうした症状に一つでも当てはまる方は、早めの検査・治療をおすすめします。